小さなコーヒーとパンの店 Jikan ryoko 新店



岐阜県多治見市池田町5丁目142
close 第2・4日曜.月曜・火   open 10:00〜 18:00
   Web  2018.10.06現在







2014年12月以来、約4年振りに「Jikan ryoko」に行って来ました。2013年10月の開店から2018年3月17日まで、多治見駅近くの音羽町のビルで営業されていましたが、4月に現在の地に移転しました。
今回移転するにあたって候補地の条件は子供さんの校区が変わらない事でした。幸い、旧店舗の在った場所からさほど遠くない池田町に土地が見つかり移転されたそうです。

国道19号池田町交差点に接するローソン多治見池田町店の北側にある裏道を東へ進み、赤帽矢野運送店の在る角を左折すると真新しい2階建ての木造りの建物が見えて来ます。駐車場はお店の前と横側に7台位の駐車スペースが在ります。

木製のドアを開けて中に入ると旧店舗と変わらぬ、シンプルな中にも居心地の良さそうな空間がありました。カウンター席に座り、本日のお奨め「ブラジル」と和梨のタルトを注文しました。伺ったこの日は、開店時間が午後2時からになっていましたが、午前中に子供さんの運動会があった為に、開店時間を遅らせたそうです。
珈琲を飲みながらご主人に『実は4年振り位に訪ねて来たんですが、私と誕生日が一緒の娘さんは元気にしてますか?』と伺ったら、『あっ!覚えています!その話。お蕎麦の好きな方でしたよね!』と云われました。『お転婆で困ってますよ〜』と笑顔で答えながら、奥さんにも覚えてない?と同意を求められました。奥さんはちょっと忘れたかな〜と云いつつ、奥から娘さんを連れて来てくれました。小学校中学年になった娘さんは、ハニカミながらペコっと頭を下げて奥に戻って行きました。
子供の運動会に出席したり、校区が変わらぬように考えたりとご夫婦の子供に対する愛情や優しさが、このお店の持つ柔らかな雰囲気を醸し出しているんだと思いました。

肝心な珈琲の話ですが、豆の持つ特徴を引き出した焙煎。その豆に対して丁寧な仕事をされています。最適な温度に冷ましたお湯を少しだけ注ぐ、蒸らしの時間を待ち、そして、次のお湯を注ぐ、一連の動きの中に珈琲に対するご主人の思いが込められている様に思いました。
一緒に頂いた和梨のタルトとの相性も良く、とても美味しかったです。
蕎麦屋 みづ乃 とセットで訪ねたいお店です。



カウンター内の感じ

和梨のタルトとブラジル

販売している自家焙煎の豆


奥から見るとこんな感じ

土産に買った深煎のブレンド No3

HOME CONTENTS